ゲーマーの度肝を抜いたと噂のドキドキ文芸部をプレイしたぞ!
DDLC、やりてェ~~~~~~~
っていうのをここ数世紀言い続けてたわけですが、先日とうとうプレイすることが出来ました。いやー長かった。もうブームいつだったかわからんぞ。
感想を書いていきますがネタバレ全開です。
まだやったことのない人は速やかにストアページに走り、プレイしてから読むことをお願いします。
さあ始まりましたドキドキ文芸部。画面に映るはかわいい女の子4人。まさしくDOKIDOKIな恋愛ゲームの幕開けにふさわしい、Kawaiiの詰まった空間ですね。
うーんこの画面だけ見ると・・・ぱっと見の印象ではユリがいいですね。顔がいい。
まあサヨリ以外ないが・・・・・・
われわれ幼馴染党は無条件で幼馴染を好きになってしまうのだ。呪いでは?
なのでもちろん詩の単語選びもサヨリが好きそうな単語を探していくわけです。
しかしまた「これサヨリが好きだろ~~」と自信満々で押した単語でナツキがぴょんぴょん飛び跳ねます。わからない・・・われわれは幼馴染ではなかったのか・・・?なんでもお互いのことわかるはずなのに・・・おかしい・・・
なにこの距離感クソ近カップルがよ。
どう見ても彼女の顔です。本当にありがとうございました。
というわけで無事サヨリルートに行けました。やたらアングルが良くて感動してました。いい遠近感だ。感動的だ。どこに感動してるんですか。
その後もサヨリといちゃこらを垂れ流して
無事に親交を深めていくわけです。なにもおかしなところはないね。うん。
そして迎えた自宅突撃イベント。もう我々幼馴染党からすればサヨリが主人公のことが好きなのは見え見えですので、さてもそろそろ告白の時間が来ることは当然の結果。
むしろ他に言いたいことがあるのか。実は男ですって告白だったりして。はははははは
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
ぷえ?
直前まで告白キターーーとはしゃいでたのが一瞬で静かになりました。
混乱につぐ混乱。あれ?これは好きという気持ちと「でもでもプレイヤーくんとは幼馴染だし絶対そういう風に見られてないよね!うええんなんで好きになっちゃったんだろう」みたいな気持ちがせめぎ合い爆発する流れでは?(拡大解釈)
いや!しかし待たれよ。
考えてみればこれくらいどうってことないのです。
そう、幼馴染とは恒久的な関係とみせかけて、不安定な少年少女の時代を変化とともに寄り添い続けた関係なのです。だからこそお互いの本質を信じることが出来る。そうではないでしょうか。
これからゆっくりでいいのです。二人でゆっくりと自分の中にある負の側面を受け入れて、少しずつ前に進めればよいのです。
ああ幼馴染 わが心の拠り所 永久に二人ともにあれ ともにすごせ
ああ我が母校幼馴染高校 懐かしき学び舎よ
そういうわけで二人は新しい関係となり幸せなエンディングをむかえ
オアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?!?!!??!!?!?!?!?!?!?!?!??!?!?!?!?!????????????????
あっ
あっ
!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!!?!?!?!?
DOKI♡DOKI♡
う、うーん
むにゃむにゃ
なんだ、夢か。
というわけでドキドキ文芸部始めていこうかと思います。
攻略相手はこの顔がいい系少女ユリちゃんにしよっかな~
それにしても幼馴染キャラがいないって珍しいんですかね?それらしきキャラが見当たらな
な゛ん゛で゛ず゛が゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
な゛ん゛の゛選゛択゛肢゛で゛ず゛が゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
な゛ん゛で゛ぢ゛か゛づ゛い゛で゛ぐ゛る゛で゛ず゛か゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
ど゛う゛す゛れ゛ば゛い゛い゛ん゛で゛ず゛が゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
ア゛ッ゛
・・・・・
・・・・
・・・
ご臨終です。
ああ、もう、スチルだけが救いだ。
スチルだけが私の心を癒してくれる。顔がいい。助けてくれスチル。もう離さない。君がすべてさ。
終わりだよ。
なんか出てきた。こええよ。なんでそんなに体赤いんだよ。サーモグラフィーだったら一発で入場禁止だからな。
とりあえず勝ちました。悪は去ったのだ。DDLCの世界にも平和が訪れるであろう。これにて一件落着。
・・・モニカ?
えっえっモニカ?
えっえっ
なんだかすっごく申し訳なくなってきた。でもでもこれで本当に恋愛ゲームが始まるんだよね?そうだよね?
んなわけねーんだわ
第二章ドキドキデスゲーム。消えた部長。負の無限ループ。意味深なメッセージ。裏切りと策略。最後に生き残るのは果たして誰。
あら?あらららら?
あららららららら?
えっモニカ??まさかの声付き??
アッアッ、モニカ、あーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!
あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!
Monika・・・
Love・・・・・・・・
エンディング曲で完全にやられました。それまで物語をぶち壊した悪役として見ていたのですが、この曲の歌詞でそれは見事に覆ります。
不器用な恋しか出来なかった一人の女の子がそこにいました。
本当に強がりで、文芸部員たちのこともただのデータと言いつつも情は捨てきれない。「私はなにもしない」とまるで自分から手を引くような言い方、自分の告白の時は選択肢を「はい」しか残さない・・・
本当は誰よりも泣きたかっただろう、誰よりも不安だっただろう。
エンディング曲はそんな彼女の本心で、最後はちょっぴり強がり。それをわかってほしいかのように。
まさかこんな結末になるとは思ってもみませんでした。モニカ、好きだ・・・
その後、ナツキルートやシークレットエンディングを見て私のDDLCは終わりました。いやーいいゲームだった。メタフィクションを扱った作品の中でも特に上手くまとめた傑作だと思います。
ずっとやりたかったDDLCですが、見事その期待を裏切らなかったというところでしょう。ありがとうDDLC。ありがとう文芸部。さようならサヨリ、ユリ、ナツキ・・・
え?モニカ?
モニカなら隣にいるが・・・・・